暖冬は何をもたらすのでしょう

今年の冬は暖かい…ようですね。

スキー場は大変な騒ぎになっています。

国際自然大学校の冬のキャンプも、大変なようです。

 

しかし本当に大変なのは…春からの農業の方が心配なのかもしれません。

雪解けの水が不足するのです。

もっと心配なのは、昨年の秋の台風の被害も、きっと影響を及ぼすというダブルパンチになるのではないかと考えています。

 

千葉での、枇杷農家の被害の話を聞きました。

枇杷の木はとりあえず何とかなるかもしれないけれど、潮風を防ぐ防風林が根こそぎ倒れてしまいました。

木にも塩水がかかっているでしょう。

そんな枇杷の木にちゃんと花が咲くかどうか。花が咲いても防風林のないまま、ちゃんと実が付くかどうか、想像もつかないそうです。

 

春になり、水がなくて稲や野菜に被害が出て、台風の影響でやはり野菜や果物にも被害が出るかもしれません。

まるで時限爆弾のように半年後、1年後に被害が現れてきます。

 

この半年、1年の間に、日本の商魂たくましい会社は、海外から野菜や果物を輸入してくれるでしょう。

もしかすると、日本で栽培するよりも安い価格での輸入ルートを開拓してくれるかもしれません。

すると来年から、日本の野菜や果物よりも安い、海外の輸入野菜や果物が通常の流通に加わり、日本の農業を圧迫してしまうかもしれません。

そうやって、日本の農業はどんどん衰退していくのかもしれません。

 

しかしある時、その輸入先の国が、台風や、集中豪雨などの被害にあったらどうなるのでしょう。今回のオーストラリアの森林火災なども、きっとオーストラリア産の農業製品に大きな影響を及ぼすでしょう。そして日本への影響も少なくないでしょう。

何かあると、外国からの輸入品に頼り、国内の農業を疲弊させていくと、結果、外国の生産地に何かあったとき、食べるものがないことになるのではないでしょうか。

 

まずは、春の水不足による農業をどうしたらいいか、みんなで考えなくてはいけませんね。

水不足は何を生むのでしょう。

農業生産量が減ってしまい、きっと、農業製品が高騰します。

その高い農業製品を買わずに安い輸入品を買いますか?

少しでも国産のものを買う努力をしませんか。

 

それから、みんなで少しでも、自分で畑を耕して、野菜を育てたりしませんか?

すると、耕作放棄地が減り、農産品が少しづつ増えるのではないでしょうか?

水不足なのに、農家が畑を作れないのに、自分たちで作れるわけはないだろう…と言われるかもしれません。

でも、家庭菜園とかなら、水道の水や、雨どいの雨水から貯めた水で育てることができるのではないでしょうか。

そんなふうに、小さい農業が日本の農業の原点なのではないでしょうか。

アメリカのように、工業製品のように農作物を製造するのではなく、手塩にかけて、命を育む農業が日本の農業の姿なのだと私は思うのです。

朝の散歩

朝起きてみると、うっすらと雪が積もっていました。

お天気は最高の青空です。

誘われるように、散歩に出ました。

雪の日は、滑ったりして危ないかと思い、散歩に出るのは控えているのですが、今日は、そのすがすがしさにひかれて、思わず出ていってしまいました。

 

気温はマイナス5度。きちんとダウンを着てマフラーも手袋もして、完全防備で外に出ました。

外は、目を細めるほど、まぶしい日差しです。

しばらく歩いたら、汗ばむほどでした。

いつもの散歩コースを歩いていきましたが、雪の朝は少し違いました。

 

このあたりは、薪ストーブを備えたお家も多く、ほんのりと煙の香りが漂ってきます。

いい香りです。

 

歩く先には、八ヶ岳を仰ぎ見ることができます

 

滑らないように、少し足もとに気をつけながら歩いていると、セキレイが雪の解けた道で、まさに私を道案内するように、ちょんちょんと前を歩いていきます。

 

角を曲がると、今度は富士山が正面になります。

中央本線、小海線をくぐって、またいで歩いていきます。

富士山は東側になるので、まぶしく輝いています。

 

田んぼの間の一本道を歩くと自然に胸を張って歩幅が広がります。

風が頬をなでます。

確かに冷たい風ですが、何とも心地よいものです。

 

 

そして、ぐるりと道をカーブすると、今度は南アルプス甲斐駒ヶ岳を仰ぎ見て歩くことになります。

 

何とも贅沢な散歩です。

 

最後は再び、八ヶ岳に向かって歩いて我が家に戻ります。

ゆっくり歩いて、約1時間弱、7000歩ほどの散歩でした。

 

風に香る煙の香り、

頬をなでる冷気、

雪を踏みしめる音、

セキレイが飛び立つときの鳴き声、

屋根の雪が解け落ちるしずくの音、

目をしばたたかせるほどの朝日の輝き…こんなことは写真ではお伝え出来なくて残念です。

 

そして、この五感を通して感じる朝の散歩での心地が、こういう田舎で暮らす宝なのだろうなと思っています。

今年のイベント

先日、年が明けたと思ったら…

お店にバレンタインの看板が…

そこで気になって、日本で行われる外来のイベントを上げてみました。

2月     バレンタインデー

3月     ホワイトデー

4月     エイプリルフール

イースター(復活祭)

6月     ジューンブライド

10月  ハロウィン

11月  サンクスギビング(感謝祭)

ブラックフライデー

ボジョレーヌーヴォーの解禁

12月  クリスマス

 

4月のエイプリルフールと6月のジューンブライドは少し違うかもしれませんが、あとは、どれも、品物とつながているような気がします。

バレンタインデーは、チョコレート

ホワイトデーは、何でもとにかくお返しのプレゼント

イースターは卵

ハロウィンは、カボチャと仮装

サンクスギビングは、七面鳥とパンプキンパイ

ブラックフライデーはバーゲン

ボジョレヌーボーはワイン

クリスマスはとにかくプレゼント

 

何のための日かとか、なにをする日かと、言うこと、皆さんおわかりですか?

そんなことはお構いなく、物を買ったりあげたり、お祭り騒ぎをしたりしていませんか?

まあ、楽しければいいのかな?

 

日本中が何かイベントがないかと探し回っているような気がしてなりません。

企業はそんなイベントを見つけて、物を売ろうとしているような気がしてなりません。

 

日本人なら、日本のイベントを大切にすればいいのではないでしょうか。

          

1月     初詣 新年会 七草がゆ

2月     節分 

3月     ひなまつり お彼岸 

5月     こどもの日 母の日

7月     七夕 お盆 

 

9月     彼岸 秋の七草

10月  十五夜 秋祭り

11月  七五三 

12月  大掃除 大晦日 除夜の鐘

 

でも、なかなか、日本のイベントは商品に結び付いていませんね。

節分は豆まきだったのに、恵方巻が今はメジャーでしょうか?

恵方巻と節分が結びついていない人もいるのでは?

母の日はカーネーション?

ひな祭りはひな人形?

子どもの日はこいのぼり?

七五三は、千歳飴?

 

きっとこれらの行事に、恵方巻のように、何か商品が開発されて、企業が宣伝してくれたら、日本の行事ももっと、みんなで祝ったりするようになるのかもしれませんね。

 

ヒノキの香り

まずはお詫びです。

先回、体調を崩したお話を少し書きましたが、その後体調が復調せず、12月の最後の号(12月22日号)をアップできずに、お正月を迎えてしまいました。

本当に申し訳ありません。

もしかすると570号をこえる『道草しながら』で初めて穴をあけたかもしれません。

ごめんなさい。

 

そして、あけましておめでとうございます。

皆様にはしつこいと思われるかもしれませんが、これからもこの『道草しながら』で、自然の中での体験活動の大切さを、お話ししていきたいと思っています。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

さて、気を取り直して、今回のお話です。

昨年、ある会議で素敵なものをいただきました。

写真が何かお判りですか?

 

ヒノキの枝の薄切りです。

 

100年以上育った、大木の枝です。

この写真の下の方…色の濃い方が枝の下側になるそうです。

というのは、枝の重みを支えるために枝の下の方が太くなるのだそうです。

 

この枝は、4ミリほどの厚みですので、明かりにかざすと…

 

ご覧の通り、透けて、明るい赤色となります。

これは、前の写真のものと同じ板です。

 

そして、画像や、活字ではお伝え出来ないのが、香りです。

ヒノキの香りが、とても強く、心が落ち着きます。

 

この香りや、この色、肌触りなどは、コンピューターの検索では絶対に経験できないものなのだろうなと思います。

 

やはり体験活動は大切です。

 

国は、私たちに優しいでしょうか?

風邪をひいてしまいました。

医者に行って、薬をもらいました。

でもただの風邪ではなくて、ちょっと喘息だと診断されてしまいました。

まずいな〜

喘息児ではなくて、喘息爺(ジイ)な〜んて、ダジャレてる場合ではないですね。

 

でも、薬を処方してもらって、何とか復活してきています。

 

今後、医者で風邪薬を処方してもらえなくなったら、どうなるのだろうかな…と、考えてしまいました。

 

私のこの風邪は、自分で、風邪だな〜と思って、医者に行っても風邪薬が処方され、町の薬局で買うんだったら、医者に行かなくても同じだな…と、思って、ただの風邪薬を買って飲んでいたら、きっと相当こじらせていたように思います。

 

 

もうひとつ。厚生労働省が400を超える公立、公的病院の統廃合を検討が必要だと検討をしているそうです。

 

国は、採算が合わないから、風邪薬は保険適用でなくなるとか、病院を閉鎖するというのですね。

 

あれ!? ちょっと待ってください。

国は採算が見合うように病院を設置したり、保険制度を行っているのでしょうか?

国は儲からないから仕事しないということでしょうか?

これはちょっと言いすぎですね。でも、採算よりも、地域の中での必要性とか、弱者への手当こそが国の仕事なのではないでしょうか。

 

何か最近の国の政策を見ていると、お金持ちだけが生きて行けるような国になっていってしまうような気がしてなりません。

 

アメリカのマイクロソフト社の創業者のビルゲイツ氏の社会貢献活動は有名でありますね。

欧米の富裕層では、社会貢献や、寄付行為というのはその地位の証明のようなところもありますね。

高い地位にいる人、高い収入を得る人は、その証明というか、社会的に認知されるためには社会後年をすることもコインの裏表のように存在しているように思います。

 

日本でも、そのような企業の社会貢献のための財団がたくさん見受けられるようになってきました。

しかし、逆に国は、弱い人に優しくない社会をつくっていっているように思えてならないのです。

 

皆さんはどうお感じになっていますか?